2020/04/10

みなさん、こんにちは。
PAW代表のすとうえりです。

今、世界中が新型コロナウイルスの影響により、ひとつの問題、テーマを抱え、地球・国・地方自治体・家庭・個人というレベルで全体を揺るがしています。

私の暮らすインドネシア・バリ島では比較的早い段階から個々の自粛の意識がみられ、それは今現在も続いています。

自分の身を守るため、自分から他の人に感染拡大しないためにも家で過ごす時間が多くなり、改めて色々なことが見えています。
ただ、問題があまりにも漠然としているため、不安も多いのではないかと思います。
そのためにも、今は不要不急な外出を避け、リスクを減らすということが最善であると考えています。

ペットを飼う人は、今まで以上に一緒に過ごす時間が増えているのではないでしょうか。
バリ島の我が家では、犬や猫は庭や家の前の道路などで自由に遊ぶことが出来ていますのである程度のストレス軽減にはなっているようですが、日本に暮らすわんちゃんなどは（わんちゃんばかりでなく飼い主さんにとっても）日々のお散歩が良い運動でもあり、ストレス解消にも繋がる大切な日々の習慣ですよね。
お散歩の際はできるだけ人混みを避け、お散歩の後にはアロマを活用した衛生管理を心掛け、家でもアロマトリートメント（マッサージ）や遊びなどを上手に取り入れながら、心身の健康維持をしてあげてください。

多くの方が、このコロナウイルスが動物にも感染するのかとても気になっていると思います。
新型コロナウイルス自体がまだ未知な段階であるため判断が難しいですが、現時点では「新型コロナウイルス感染症はヒトからヒトにうつる病気であり、 ヒトから犬及び猫への感染は一般的ではない。」また、犬や猫にも固有のコロナウイルス感染症がありますが、「コロナウイルスは『種特異性』が高いため、これまで犬猫で報告されているコロナウイルス感染症がヒトを含めた他の種の動物に感染したという報告はない」と言われています。但し、香港の犬やベルギーの猫の事例については、今後も情報を注視していく必要はあるでしょう。

万が一、飼い主の方がコロナウイルスに感染した場合ですが、ペットのお世話は信頼出来る人にお願いをし、ペットとの濃厚接触は避けるべきだと思います。
ペットの体に付着したウイルスが、他の人への感染源にならないように注意をする必要があります。
(※3月28日時点の公益社団法人東京都獣医師会・危機管理室感染症セクションからの情報を抜粋)

今、私たちは働き方や生き方の改革の時を迎えています。
経済的にも、身体的にも精神的にも安定した基盤があってこそ、ペットは安心して暮らすことができます。
このゆっくりと時間が流れている機会に、今後どう生きていくのが真の幸せであるのかを、みなさんお一人お一人が正しい情報の元に向き合い、自分なりの答えを見つけていただけたらと思います。

一刻も早い終息のために、適切な行動を取りましょう。

いつかまたセミナーなどで、みなさまの笑顔にお会いできることを楽しみにしております。

ペットアロマウェルビーイング協会代表　すとう　えり